稲刈り

 稲刈りしてきました。4ヶ月前に田植えをしたので稲刈りもするのは道理。田植え同様、時期はちょっと遅いんだけど(本業の人に手伝ってもらっている関係で本業のシーズンとずらしてあります)。

田植え2025 https://blogger.wagahai.info/2025/06/2025.html

 田植えの時はあまり使わない筋肉を使ったみたいで経験したことのない筋肉痛におそわれて1日動けなくなったので、「稲刈りはもっとハードだよ」と聞いてビビっていた。実際そうだった……。

 いや実際は田植えの時とは性質がかなり違っていて、田んぼは水が抜かれているのでぬかるみはたいしたことないけれど、単に手数がな。田植えの時は苗を片手に持っても1度に10本くらいは持てるしそれをそのまま田んぼに沈めるだけだけど、稲刈りの時にはその1本の苗が何十本にもなっていたりするし、そいつを鎌で刈る動作が必要だし、一度に持てるのは3束くらいのものなのでその度に一旦稲を置く動作が必要になったりするし、刈った後に束ねなきゃいけないし、櫓を組んで干さないといけないし、工程が何倍にもなっている。あと水を抜いているとはいえそれなりにぬかるんではいる。

 田植えの時はお昼までにはさっさと終わってしまっておいしいお弁当を食べてお土産を買いに行って帰るみたいな余裕があったけども、稲刈りは同じくらいの人数がいたにもかかわらず、2~3倍くらいの時間がかかりました。やはり単に工程が多い。

 稲架掛けの前の稲藁で稲を束ねる工程は特に教わったわけでもなくなんとなくやってたけど、みんななんとなく見たことある動作に収束していくのが面白かった。手の親指に負担がかかってだんだん力が入らなくなっていく。なんならぬかるみを歩くから足の親指にも負担がかかる。

 田植えの時は割と軽装でいって足も裸足が結局一番楽みたいな感じではあったけど、稲刈りは稲の切り株がゴロゴロしてるので裸足というわけにはいかず、普通の靴でいくには沈んだり稲混じりの泥が靴に張り付いてすごい重さになったり、手は軍手が無いとズタズタになるし、腕は細かい切り傷だらけになるしで、そういう点でもなかなか大変ではあった。あと例年は結構寒いまであるらしいけど、今年は温かかったけど日焼けがすごいことになった。日焼け止めは必要だった…。

 ここでやるのは稲架掛けまでで、脱穀は2週間後。そこは運んで機械でガッって感じらしいので、私がやるのはここまで。

 米粒が結構小さい気がしてたけど、でもまあそんなもんかという気もするし、あの場で見ると実際よくわからない。

 田んぼには蛙とかバッタとかかなり大きいカマキリとかがいた。

 ぬかるみは油断すると長靴も持っていかれる。

 稲は結構大きい。

 玄米くれるんだけど精米どうしようかな。