Shadowverse: Worlds Beyond
はじめました。
Shadowverse: Worlds Beyond https://shadowverse-wb.com/
大会とかでも盛り上がっているDCGだし、プリコネのアリサとかルナとかはシャドバ由来のキャラだけど今も現役で使っていたりして、存在は認識していたけどカードゲームに馴染みが無かったから敬遠していたんだけど最近はまあまあ(デュエプレとかで)カードにも親しんできたのでリニューアルの機会に遊んでみようと思ったというところ。
デュエプレ(デュエル・マスターズ プレイス)の「バーン!」「ドカーン!」「ギャー!」という感じに慣れていたので、ライフ20ポイントを削り合うこの感じに当初はじれったさを感じたものの、お互いにフィールドとライフを削り合いながら1ターン毎に増えていくPP(マナみたいなの)と解放されていく進化ポイントで徐々にインフレしていき、最終的にカンストした10PPと枯渇した進化ポイントを持って何如に相手を削り切るかというやりとりが結構楽しく、こういうのを楽しむために私はカードゲームに挑戦したのだったかもしれないなと思った。
単純に、ログインボーナスで毎日カードパック(10枚)を1つ開封できるのが楽しいというところも結構ある。毎日10枚増えていくのは嬉しい。カードが揃ってない序盤だとなおさら。
カードゲームというかDCGの難しさとして、序盤のチュートリアルだのなんだのでたくさんカードパックを貰うことができてなんとなくカードプールが増えていくというのは別のDCGでもそうなんだけれど、そこでじゃあデッキ組んで対戦しに行けるのかというと、初心者にとってはそこに結構高いハードルがある気がしている。それに対処するためかどうかよくわからないけど、デュエプレでは最新パックを使ったレンタルデッキをいくつか使えるようになっていたり、シャドバWBでもある程度遊ぶとテーマデッキを1つくれたりする。とりあえずこれで対戦して慣れてみましょうというのでこれはこれで助かる。
ただちょっと、私がなんとなく貰ったスペルウィッチデッキというやつが遊んでみたところちょっと難しく、これは腕が良くないのはもちろんだけどデッキに問題があるのかどうか、そこのところがよくわからないという事が起きる。CPU相手でもいいのでひたすら何度も対戦していると活躍していないカードがわかってきたりすることもあるものの、でもその前に貰ったデッキのカードだけじゃなくせっかく手に入れた新しいカードの何が良いのか悪いのか、使ってみたいという気持ちにもなる。
…というのを、シャドバWBはプラクティスのアドバイス機能で解決しているような気がする。このアドバイスというのがとても良かった。
アドバイスというのは指定したテーマデッキや自作デッキとCPU戦をするプラクティスというモードで使える機能で、対戦開始から全ての局面で次に何をしたらいいかの推奨手を提示してくれる。このプレイングがかなり上手くて、適当に「おすすめ」とかで自動生成したデッキでも結構頑張って戦ってくれる。試しにアドバイスを無視してみるとちゃんと報いを受けたりして、「あれはそういう意図だったのか」と納得する事になる事も多かった。意図までは説明してくれないのでそこは頑張る必要があるし手順前後でどっちでもよかったじゃんとなることもある。
シャドバWBは選んだリーダーによって編成できるカードの属性が決まっているのでいわゆる多色デッキを組む余地が無く、まあまあデッキを組むのは楽な気はしているけど、それでも結局のところデッキが悪いのか腕が悪いのかよくわからないというところは解決しない。けれど腕が良いアドバイザーがいるとなると当面はデッキの問題に集中することができる。ひたすらアドバイスに従って、なんか活躍しないカードを入れ替えてまた対戦して…みたいな遊び方ができる。ここがとても良かった。
やっているうちに自分がやりたい動きというものがだんだんわかってきて、どういう効果のカードが嬉しいのかもわかってきて、そうなると毎日のカードパック開封が楽しい。良いループになる。
それで実際に自分の手で対戦してみると、全然うまくいかない。なんなんだこの難しいアーティファクトネメシスとかいうテーマは! ということにもなる。たのしい。
それに比べてデッキ構築のおすすめ機能というのはかなりショボく、でもそのショボいデッキをベースにアドバイスとプラクティスを繰り返してそこそこ戦えるデッキをいくつか組むことができたので、これはこれでいいのかもなーと思った。おすすめデッキが強かったらもう何もすること無いかもしれないもんな。