モンスターハンターワイルズおもしろい
事前情報やオープンベータテストの印象はなんかいつもと全然違うような、全然違わないような。それでなんとなく買って、いつもどおりに笛や太刀をかついでストーリーを進め、一旦のストーリーは終了。ええー面白い。
モンハンってだいたい面白いんだけど、今まではストーリーはあまり気にしたことなくて、なんだったら最後までやってないやつもいくつかあった気がする。けど今作はストーリーに力が入っているという話を聞いて、正直それはどうなんだと思ってたけどやっぱあると楽しかった。
特にストーリー進行がスムーズなのがとても良くて、話を聞いてまわっているだけでどんどんクエストが発生し、何が出てくるかわからないけど出てきたやつを倒せばいい。この何が出てくるか事前にわからないのがとても良くて、最初から持っているホープシリーズの武器は無属性でだいたい何にでも対応できるし、ストーリー進行に応じて簡単に手に入る素材で強化できるので、なんかよくわからないうちにどんどん進んでいって最後までいける。「キークエストどれ行こう」とか「あいつめんどくさい」とか「今あるクエストでこの武器いけるとこまで強化しておきたい」とか考えずに済む。それであっという間にハンターランク(HR)8まで上がって上位環境に進むことができる。これが今回の私にはとても良かった。
最初は「いろんな武器使ってみたいなー」などと思ってたけど気がついたらほぼ狩猟笛オンリーでクリアしてしまっていた。しかもだいぶ古い戦い方してたので、もうちょっと今作らしい遊び方ができるようになったのはその後だった。まあでもそれはそれでいい。今回はよかった。
普段はゲームでものすごく寄り道する方ではあるんだけど、今作はサブクエストはほとんどやったけど、フリークエストほぼ無視して終わらせてしまったので未攻略のクエストがたくさん残っている。でもそれも今回はいいんだ。
ストーリーはそういう感じで一気に突き進んでいって面白いけど(内容が勢い任せな感じもするけど爽快でかなり好き)、ワイルズはストーリーが終わってからもとにかく楽しい。
HR8以降もちょっとだけストーリーがあって、ここからは今までのように一気に進むということはなく、ちょいちょい「ハンターランク上げてきてね」と言われるようになる。そこはサブクエスト+ちょっとで上がる程度の幅なのでなんか作りたい武器防具などがあればその素材を取りに行ってもいいし、なんかたまたま歩いてたモンスターを殴ってもいい。ちょっとだけ寄り道すればよい。徐々に慣らしにきている気がする。この段階は天候が固定されているタイミングがあったりして、それはちょっと面倒くさい(天候によって出てこないNPCがいるので)。
HR40以降は完全にメインストーリーは無くなって、寄り道しかやることがなくなる。この期に及んで寄り道もなにもないけど。天候も激しく移り変わるようになるし、ランダムに食事したいと言いだすNPCがいたり特産品が出現したり集落の近くでモンスターが暴れて迷惑だったりする。豊穣期に採集してもいいし宝探ししてもいいし集落を助けてもいいしもちろんそのへんを歩いているモンスターと戦ってもいい。
たぶんここからが本番なんだろうけど、ここまでで丁寧かつスピーディーに導入を済ませてくれているのでスムーズに「やりたいこと」が思い付くようになっている気がする。「あの武器がほしい」「防具がほしい」とか「あいつと戦ってみたい」とか。
そこからはもう、片っ端からほしい装備をウィッシュリストに突っ込み、マップを確認してイベントやウィッシュリスト対象モンスターを探し、気が向いた場所に向かうというのが日課になりました。
私はこういうモンスターハンターをやりたかったんだ。3の時の『孤島』が大好きで、ずっと入り浸りたかったんですよ。以降も探索クエストみたいなものがあったけど、それも本当に大好きで、ずっとやっていたかった。けどゲーム的にそこに入り浸る事のメリットが無さすぎて、面白そうなのになんかこう、微妙な微妙さがあった。何も知らない状態で想像するモンスターハンターってそういう感じじゃん。なんか、歩いてるモンスターを狩って、その素材で武器とかを強化していく。そういう感じの体験ができる。私はそういうモンスターハンターをやりたかったんだ。クエスト制だと「なんか歩いてるモンスター」みたいなシチュエーションは無いけど、その要素をフリークエストや調査クエスト(見かけたモンスターの状況を保存する機能)で担保しつつ、基本的に全部探索クエストの世界の中で遊ばせてくれる。最高。
面倒くさい採集も結構楽しいし、昔の農場とかみたいにNPCが代わりに採集してくれるシステムもあるので本当に面倒ならやらなくてもいいかもしれない。このあたり、どうでもいい面倒なことは徹底的にやらなくていいようになっている。うれしい。
それで晴れて自由に動けるようになった結果、当初の目的であったいろんな武器を試してみるというところに到達し、今は笛以外にもランスや片手剣やハンマーが楽しいです。
モンスターハンターシリーズはだんだんゲームスピードが速くなっていってて、なんか昔のもったりしたアクションでいい感じにタイミングを測っていく感じのアクションではなくなっていったのが私は苦手意識あったんだけど、そのへんのバランスがワイルズではいい感じで、純粋にMHP2あたりからの続編としても楽しめるようになっていそう。私は狩猟笛を当時から使ってるんですが、狩猟笛ってなんか毎回演奏の仕様が変わったり(存在が消滅したり)するけど、今回はいい感じにまとまっている気がします。
他にランスも片手剣もハンマーも、モンスターの動きが激しくなった分だけ自分のターンを継続する手段が増えていてたのしい。複雑さとスピードのバランスとしては私はこのあたりが好きそう。
気になるところとしては、笛の叩きつけ攻撃の入力ミスが多発し過ぎるので音符を貯めるアクションが実質無意味になっていることとか、音符の色数が多すぎて色覚補正を切ってるっぽくて見えない組み合わせがあるとか、麻痺が強すぎて麻痺以外の武器を選ぶ意味がなくなってる武器タイプがあるとか、なんか修正されそうな不具合っぽいものはちょいちょいある。というか直してくれ。麻痺片手剣楽しいけども。
あとクエストの度に拠点に戻されて~みたいなプロセスがなくなると、罠とかを補充しに戻るのが面倒なので罠とか捕獲用麻酔玉とかを無限に持たせてほしいわね。この制限は現代にはもう不要でしょう。
ということでなんか、発売1ヶ月でいつのまにか60時間HR85近くまで遊んでしまっていた。私はこういうモンスターハンターがやりたかったのだ。