カードゲームやってみたい
トレーディングカードゲームのデッキ組める人って頭の中どうなってるんだろうなーと、友人がMTGやってるのを見て思ってたことがあって、自分もやってみたいなと思っているうちに15年くらい経った。麻雀は同様に20年くらい経ったけど、わかんないなりに人と卓を囲んだことはあるし雀魂だのアソビ大全だのFF14だので遊ぶ機会はあった。まあ麻雀の話はいい。
カードゲームはそもそも周囲にやる人がいないと始めにくいし最初どうしたらいいのか本当に何もわからなくて手が出なかった。15年くらい前の時点でもうゲームショップがカードゲームショップに入れ替わり終わりはじめていて文化的にも仕上がってきていたし、どうしていいかわかんないよねー。
そのまま忘れてSwitch Onlineの特典でポケモンカードGBが配信されたことで「そういえばカードゲームやってみたかったんだったな」を思い出してとりあえずやってみた。大会の動画(糸谷八段が出てるやつ)とかを見たことはあるんだけど、今はちょっと変わっているもののルールを始めて知った。それでしばらくは初期デッキで勝てる相手と延々と戦いながらカードを増やしてデッキを改造したり、また戦ったり、改造したら勝てなくなったり、なんかしばらくそういう感じで遊んでいたと思う。結局ストーリーは全く進めなかった。
それから他のゲームにハマってたのでやらなくなったけどちょいちょい知らんYouTuberのカードパック開封動画なんかをたまに見つつ、「これ強そう」みたいな感想が出るのがすごいよなーと。もちろんポケカでいうところの手札やエネルギーやベンチなどのリソースの価値がよくわかってないので聞いても全然わからないわけだけど、そのへんの感覚が掴めたらわかるのかな? やってないのでわからん。あとカードの市場価値の話もよく出てくるけどそっちはまあまあわかりやすい。トレードの市場がいわゆるカードゲームショップで、ゲームとしての需要やコレクターとしての需要で価値が決まって取引されている。それはそういう文化なんだろうねというところ。
それでやってるゲームたちが一段落したところで、現代はポケカGB以外にも色々デジタル化されたカードゲームあるからやってみようと思って。本当はポケカやってみたかったけどあれ以来コンピュータゲームになってないのなんでだろう。
ということで、とりあえず『MTGアリーナ(MTGA)』と『デュエル・マスターズ プレイス(デュエプレ)』と『遊戯王マスターデュエル』を遊んでみたけども、MTGAはルールはある程度わかっていたもののやっぱりちょっと取っ付きづらくて保留。お手軽な感じのデュエプレと遊戯王の2つを平行して遊ぶ感じになった。
遊戯王の方はルールというかモンスター召喚のルールがたくさんありすぎてわけわかんなくなっているものの、チュートリアルが充実しすぎていて全部やろうとするとそれだけで1週間くらいは遊べる気がする。「エクゾディアを召喚して特殊勝利しろ」みたいなやつは結構苦戦したし、エクシーズ召喚やシンクロ召喚、リンク召喚はよくわからなくて何回かやった。ペンデュラム召喚ってデッキ組むの難しくなり過ぎない?
そんな感じで、特殊ルールがたくさんあるだけで基本的にはシンプルなので遊びやすくはある。UIもいいしログインボーナスみたいなのが無いのも気楽で良い。Steam版を遊んでるからかも。
遊戯王といえばカード名を参照するカードがやたら多いという印象があるけど、そういうのもちゃんと関連カードとして検索できるし、カードがどのパックから出てくるかもわかるので、「こいつが主役になるデッキが組みたい」みたいな動機からでも組みやすい気はする。デッキの枚数に幅があるので最初はチュートリアルでもらったデッキにチュートリアルでもらったカードを単に足していって使うという遊び方もできるのがいい。
あとはまあ、漫画読んでたしアニメもちょっと見てたので雰囲気がわかって、とにかく取っ付きやすいという印象。「LPって4000じゃなくて8000なんだ!?」というのが最初の感想だったよ。生贄とかも今は言わないんだね。
デュエマ、デュエプレは、見た感じは普通のスマホゲームっぽい雰囲気。チュートリアルで普通に基本ルールを教えてくれるけど、いざレンタルデッキを使ってストーリーで戦ってみるとよくわからない用語やルールが大量に出てきてわけわからないうちに終わるので、丁寧にテキストを読みつつ色々試してみる必要がある。カードのキーワードの「スピードアタッカー」「進化」「侵略」みたいなのにはちゃんと説明が出てきて助かるけどその上でわかんないみたいなことが割とある。試すなり調べるなりしよう。という感じ。普通はそうだよな。
こっちはとにかくレンタルデッキを色々使ってみて雰囲気を掴んでいく感じ。序盤のストーリーはチュートリアルを兼ねていて特定のテーマに沿ったデッキが3回ずつ出てくる感じで、レンタルデッキならまず負けないので色々見られて結構楽しい。
デュエマは公式サイトの情報が結構大事で、デッキ構築は公式サイトのガイドを見ながらやればまあまあ組める気はする。けどスマホゲームの画面サイズと操作の関係でちょっとやりづらい感じはする。あとルールについても一旦公式サイトの紙のカードの場合の説明を見ておかないと一部のルールがよくわからないところがある。「マナゾーンのカードをタップって何?」とかは、デュエプレのゲーム中ではわかりようがない。
という感じでしばらく平行して2つとも遊んでみて、遊びやすさでは遊戯王だから最初のうちは結構遊戯王やってたけども、結局のところルールが好みだったので今はデュエプレをメインに遊んでいます。にじさんじコラボで椎名唯華(禁断の轟速 レッドゾーンX)を引いたのでそれを軸になんとかオリジナルデッキが組めないかと試行錯誤しているところ。この「デッキ動かねえ~」の試行錯誤の中で徐々にカードテキストの意味がわかってきている気がする。
デュエマはクリーチャーがどんな何なのか全くわかってないのでちょっとアニメとかも見てみたい気がしてきた。コラボストーリーで花畑チャイカが何を言っているのか全くわからん。
などとやっているところでポケモンTCGポケット(ポケポケ)が10月30日にリリースされて、これは事前の情報ではただのカードコレクションアプリだと思っていたけど対戦要素もあって、やってみると面白くて今はちょっとした空き時間にスマホでよくわからんニュースを見たりパズルゲームやったりする時間が全部ポケポケに吸われてデジタルデトックスです。別の種類の毒ではある。
ポケポケのカードと対戦要素はポケモンカードの簡略版という感じ。サイドとエネルギーカードが無くて、ベンチが3つで、3点先取。エネルギーはデッキ毎に1~2種類設定して毎ターンランダムに1つ支給する。デッキは20枚で同名カードは2枚まで。なのでかなりスピーディーで対人も持ち時間20分だけどお互い3分くらいしか使わずに終わる。上級者になるとどうなるかわからないけど。あとエネルギーカードが無い関係でエネルギーを参照する効果がコイントスになっているみたいで、だいぶコイントスゲームになっている感がある。けどそれでも結構楽しい。
ということで急にカードゲームにハマる人になってしまった。おかげでちょうどいいタイミングで発表されたラブライブのカードゲームの紹介が、見ていて結構面白かった。そういう時に面白がりたくて知りたかったんだよなーカードゲームを。