ミニくじテンダーマニア

 FF14に「ミニくじテンダー」というミニゲームがあって、1日3回遊べるのだけど、ログインした日は必ず遊んでいる。ダンジョンに行かない日はあってもミニくじテンダーを遊ばない日は無い。

くじテンダー FF14
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/playguide/contentsguide/goldsaucer/cactpot/

  ゲームの結果によってMGPというポイントを36〜10000ポイント貰うことができて、1年くらいやっていたら獲得賞金合計が100万MGPを越えた。

 やっているうちに、獲得賞金の期待値が高くなるようなパネルの開け方やラインの選択が計算できるような気がしてくる。伏せられたパネルに入る数字の組み合わせの全てに対して賞金を計算し、最大値を獲得できそうなラインのパネルから順に開いていき、枝刈りをしていく。最終的にパネルを3つ開いた時点で伏せたパネルは5つ。その時点で最も期待値が大きいものを選べばよさそう。

 初期状態で予想できる答えのパターンは4万通りほどある。回転や反転を考慮すると5000通り程度。このくらいなら機械的に全部計算してしまっても簡単だろう。その上で、10000MGPの123や3600MGPの789を狙って3枚のパネルをめくっていく。

 最終的なラインの選択は期待値がいいのか。1万MGPの可能性もあるがほとんどは100MGP以下というような場合に不当に期待値が高くなったり低くなったりしないか。中央値や最頻値、もっというとヒストグラムを見た方が参考になるのでは? 3回のパネル選択を先読みすると結局数万通り計算することになるけど、データを見ながら試してみる。

 などと色々と考えて計算機を作って試してみた。けれどなにもおもしろくなかった。

 結局のところ、123の10000MGPや789の3600MGPが引けないことには何も面白いことはなく、期待値や最頻値がいくら高かろうが選ばなかったラインからこれらが出ると必要以上にくやしい。ただ単に最初から123や789のラインを狙えばよく、その程度なら厳密な計算など必要無かったのだ。54MGPや80MGPを避けて1080MGPや720MGPを取りたい場合には有効だけど、その程度は気分的には誤差だった。

 このように、計算によって気分の問題であることがわかる場合もある。