ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを観ました

 おもしろかったー。

 マリオってキャラクターそのものに何かストーリーがあるわけではないのでどうなるのかちょっと不安ではあったんですが、外国でも評判いいみたいだし、マリオが好きなのかというと特にそうでもないんだけど、「みんなが面白いって言うなら」くらいの感覚で見に行って(5/1)、おもしろかった。

 ゲームの映画化ってあまり見たことないんですが、そもそも映画をあまり見ないというのもあるんですが、安易な懐古主義的な演出があったら嫌だなぁとも思っていたんですが、そういうのは開始前の「上映中の諸注意」みたいな部分だけだった。全部新しく、かつ「これやったことある」みたいな事で構成されていて、もしかしたらマリオシリーズを色々遊んだことがある人向けの映画なのかもしれないけど、シリーズ半分くらいしかやってない気がするけど楽しかった。

 内容の話。

 マリオとルイージは配管工で土管を通って不思議な世界へ。というところまでは過去にもどこかで語られていたような気がしますが、ピーチ姫の出自が語られたのがとても嬉しかった。昔から、スーパーマリオブラザーズの説明書のストーリーを読んだ時から、「なんでキノコ王国の姫がピーチ(人間)なの?」と思っていたので、疑問が良い感じに解消されて、自然に強い理由も付加されて、「そういうことだったのか!」と納得してしまいました。実際のところ今までもそういうことだったのかはよくわからないんですが。

 カートを用意してくれるシーンで、これから乗っていくカートをああいう風に自分の好きなようにカスタマイズして好きな色に塗ってくれるの、あれ嬉しいですよね。どうせならお気に入りのマシンで走りたい。シーンとしては移動のためだけの間に合わせではあるんですけど。最近のマリオカートのあのカスタマイズをそういう風に見たことなかったな。そう考えるとまたマリオカートを遊びたくなる。というか、カートのシーンはどこを取っても「マリオカートやりたい」になる。すごく細かい「これゲームで見た」がたくさん詰まってました。

 あとクッパがちゃんと悪そうで強そうだけど力技で無理矢理笑わせてくる。クドいけどそういうの結構好き。

 あの牢にいた星みたいなやつなんなの?

 だいたい全部おもしろかったけど、なんか本当に、終わったあとマリオカートやりたくなってやりました。8DXを。