ゲーム内の昼と夜
時間経過で昼と夜があるゲームを遊ぶと一日の大半が夜であるように錯覚する。
もちろん実際はそんなことはなくて、大抵のゲームは昼と夜の流さは同じくらいだし、最近やってるゲームは舞台が日本の夏なので明るい時間が長い。
現実の私は暗い間はほとんど寝ているので1日の大半が明るい時間に感じるが、ゲーム内では寝なくてよかったりするので相対的に夜が長く感じるのかもしれない。日付の概念や夜間の行動に制限のあるゲームでは睡眠で朝まで時間を飛ばすことができることが多く、「なんかいつも空が暗いんだけど」問題は解決する。FF15は楽しくキャンプすることで夜をスキップしていたし、マインクラフトは睡眠が完全に時間を早送りするためだけに存在していて思い切りが良い。
ただしマルチプレイやMMOのようなゲームだとそうはいかない。マインクラフトも全員が寝ないと時間を飛ばすことができず、ベッドを持たずに延々と地底を掘っている人などがいると地上を探索している人は面倒なことになる。最近のアトリエシリーズも時刻や睡眠にあまり意味はなく、気分で寝て時刻を調整することになる。元々は調合に数日かかったりするゲームだからな。結果的に活動している時間帯の半分が夜になり、「なんかこのゲーム夜ばっかだな」という印象になる。FF14のストーリーを進めている時も「なにもこんな夜中にやらんでも」と思うことはある。
私の好みでは特にペナルティが無くても明るい時間帯に活動したい。景色も見やすいし。夜に活動するという設定でもなければその方がゲーム内の世界でも自然な行動だろうし。
逆のパターンで、ガンパレードマーチだと体を鍛えつつ真面目に授業に出て仕事をするプレイをしていると平日の活動時間の大半が夜になる。これはこれで、土曜日の午後や日曜日に明るいうちから自由に行動できるのが楽しいという謎のリアリティが出てくる。
1日の長さを現実時間のどれくらいにするかによっても感覚が変わってくる。ドラゴンクエスト5の昼夜の時間は長めだし、私の感覚としては宿屋を利用する頻度が多いゲームなのであまり夜のイメージが無い。ルーンファクトリーシリーズは時間経過の速度が絶妙で、1日ぼんやりするには長いけど丁寧に畑仕事をすると活動開始が夕方になってしまったりして冒険する暇が無い。1日が長いと退屈になってしまうし、短いと「校門から教室まで1時間かけて歩くのかよ」みたいなことになる。